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【コミュニケーションスキル】沈黙する

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沈黙する女性画像
聞くスキルその3は、「沈黙する」です。

あなたは、「沈黙」に対してどんなイメージを抱いていますか?
おそらく、沈黙することが、苦手な人は多いのではないでしょうか。

私も、沈黙は苦手でした。相手が沈黙すると、

「私の話がつまらないのだろうか?」
「何か気に障ることを言ってしまった?」

と、いろんなことを想像して、1人不安を感じていました。

そして、沈黙を破ろうと、ただただ焦っていました。
( しかも、こういう時に変なこと言ってしまったりするんですよね… )

苦手な人が多い、沈黙

苦手な人が多い「沈黙」。
じつは、この「沈黙」は、非常に使えるスキルであること、知っていますか?

ここで、質問です。 

「沈黙をすると、一体何か起こるのでしょう?」

少しだけ、考えてみて下さい。

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あなたが沈黙をすると・・・
ほとんどの場合、相手が話しはじめます。

なぜなら、あなたが沈黙を恐れるのと同じように、相手も沈黙を恐れているからです。

沈黙の効果とは?

  
沈黙を活用すると、どんな効果があるのでしょうか。
1つずつ見ていきましょう。

1. 考える時間をつくる

あなたが沈黙をすると、その間、相手の人に考える時間を与えることができます。
とくに、相手が考え中であったり、混乱している場合に有効です。

話し相手が、考えこんでいたり、言葉がでてこないようなとき、
そんなときは、ちょっとだけ沈黙をしてみて下さい。

2. 引き出す

あなたが沈黙することで、相手は不安を感じて、沈黙を破ろうとするかもしれません。もしかすると、思わぬ本音が出てくる可能性もあります。
( ちょっとずるいかもしれませんね(^-^;; )

3. サインを伝える

例えば、深刻な相談を受けている時。
そんなときには、あいづちを控えめにして沈黙を活用してみましょう。

「あなたの話を、ちゃんと聞いていますよ」

というサインを伝え、相手を安心させることができます。

いろいろ使える「沈黙」スキル

いかがでしょう??
このように、沈黙には大きな力があります。

聞くときだけでなく、話す場面でも沈黙は効果的なツールになります。

第16代アメリカ大統領のリンカーンも、沈黙をうまく活用していた1人だったようです。( ここでは、『間』という表現が使われています )

リンカーンは、演説の途中で『間』を置くことが多かったと言われています。

印象付けたい話のあとに、身体を前にかがめてしばらく相手の目をじっと見て、何も言わない。すると、「これから彼は何を言い出すのだろう?」と、聴衆は神経を集中して聞き耳を立てます。

また、リンカーンは強調したいと思う言葉のあとにも『間』を置きました。
その言葉が聞き手の心にしみ込むまで沈黙を保ち、言葉をいっそう力強いものにしていたのです。

このように、沈黙は聞く場面だけでなく、話しをするときにも使うことができるスキルです。
  
苦手意識を持つ人が多い、『沈黙』ですが、簡単に実践できるわりに、効果が大きいスキルです。

ぜひ、あなたのコミュニケーションスキルの1つにしてもらえればと思います。

実践!!

『沈黙』を活用してみたい!、そんなときには、次のことを実践してみてください。

(1) 沈黙を活用してみましょう。
    
とはいっても、無理やり沈黙はしないで下さいね。
沈黙が訪れたときに、ぜひ、トライしてみてください。(^-^)

ここから先は、実践した後に読むとより効果ありです

『沈黙』を、活用してみた結果はいかがだったでしょう?

最初は、少し緊張するかもしれません。けれど、意外と簡単に実践できたのではないでしょうか?

もし、「沈黙が訪れると焦ってしまう」と、いう方がいらっしゃったら、せひ、試していただきたいことがあります。

以前の記事で、「意識を向ける方向」について書きました。

  自分自身に意識が向いているのか、
  それとも、相手に対して意識を向けているのか。

焦りや不安を感じてしまう方は、おそらく自分自身に意識が向いているのだと思います。

「焦る」を辞書で引くと
  『早くやろう、うまくやろうと思っていらいらする』と書かれています。
  ( 三省堂 大辞林 第二版より )
  つまり、「早くやろう、うまくやろう」と思うから、焦ってしまうわけです。

もし、焦りを感じたら、相手に意識を向けてみましょう。

具体的な方法をお伝えしますね。

Step1:肯定する。

例えば、プレゼンなので緊張しているとき。
「緊張してはいけない」と考えたら余計に緊張してしまった・・・
と、いう経験はありませんか?

こういう時は、一度、自分が緊張していることを認めてみましょう。
不思議なほど楽になります。
    
ですから、もし、「自分は今、焦っているな」と感じたら、
「あ、今、自分は焦っているんだ」と一度肯定してみて下さい。

Step2:相手に意識を向ける

次に、相手を観察してみましょう。
 「彼(彼女)は、不安を感じていないのだろうか?」  
 「彼(彼女)は、何を考えているのだろう?」
 :
  
これが出来たらしめたもの、きっと、沈黙を楽しむことができるようになります。

バリエーションとして、緊張しているときにもこれは使えますのでいろいろ試してみてください!
  

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