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会社の資金繰りが悪化して、アラファイで突然転職活動をすることになり、1ヶ月で転職先を決めたときの話

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2019年6月、最低でも3年は働くつもりでいた会社(某ITベンチャー企業)を突然辞めることになりました。
そのときの転職活動の記録を残しておきます。

アラファイでの転職活動は、思っていた以上に大変でした。

転職先が決まったときの「ほっ」とした感覚、未だにはっきり覚えています。

私のこの体験が、誰かの役に立つことああるかと思い、
今回、記事にすることにしました。

時系列に記載していきます。
長文になりますので、不要なところは読み飛ばして下さい。

前半は、ほぼ前の会社に対する愚痴ですw

突然の宣告 「もう、給料が支払えないから」

2019年6月25日。

突然、オーナーから呼ばれて、こう伝えられました。

「もう、給料が支払えないから、バイトでもしてきて欲しい」

(給与が支払えないのでバイト・・・?)
自体が飲み込めず、一瞬頭が真っ白になりました。

気を取り直して、オーナーへ質問しました。

「それって・・・転職しろってことですか?」

黙って、頷くオーナー。

「もう、それしかない。血(たぶん、赤字のこと)をとめるしかない」
「どうしようもない。」

ただただ、それを繰り返すだけのオーナー。

「会社は存続させるけれど、このオフィスは今月中に引き払う。」

今月って・・・あと1週間ないんですが・・・???

話を聞くと、古株エンジニア(そこの製品をほぼ一人で開発してるおじさん)だけ残して、他はみな辞めるとのこと。
古株エンジニアも、自宅で作業をするのだとか。

総務の人から、個人的に資金繰りがよくないことは聞いてはいたのですが、ここまでひどかったとは。

有給消化もできずに、オフィス撤去作業

オーナーと古株エンジニア以外で、オフィスの撤去作業をすることになりました。

当然、有給消化なんてできません。

オフィスを撤退して戻ってくる敷金が、私達の6月分の給与にあてられるとのことで、
しかも、そのためには6月中にオフィスにあるものを全て無くしておく必要があると言われて、給与のために作業をするしかありませんでした。

廃棄する書類をダンボールに詰め、机や椅子、ホワイトボードなどの売却・廃棄など、仕事でこれだけ身体を動かしたことはないとうくらいの肉体作業でした。

水曜日だったか、木曜日だったか。

古株エンジニアは、自分が開発に必要な機器を選別だけして、どこかに行ってしまいました。
後からわかったのですが、古株エンジニアは、オーナーの知人の会社オフィスで作業を続けていたようです。

肉体作業をしながら、辞めるメンバーでいろいろな話をしました。
オーナーのこと、会社のこと・・・。

改めて思えば、全く経営になっていなかったようです。
私が入社する以前に、給与の未払いがあったり、オフィスの家賃滞納したり。

オーナーのことを尊敬していて、きっと何か考えがあるのだろうと信じていたのですが、
全くそうではありませんでした。

なんだかんだと、私も事実を見たくなくて、目を背けていたところもあったのかもしれません。

辞めるメンバーで、金曜日
買取業者がきてオフィスからモノがなくなっていくのを眺めていました。

「まるで夜逃げするみたい」

誰がいったのか覚えていませんが、夜逃げするときってこんな感じなのかもなって思いました。

私達が6月でやめること、オフィスを撤去すること。
パートナー企業にも内緒だったようです。

パートナー企業からしたら、夜逃げに見えたかもしれません。

何もなくなったオフィスを見届けて、皆で会社の入っていたビルを後にしました。

オーナーも古株エ転職活動ンジニアも、挨拶には来ることはありませんでした。

失業保険をすぐ受け取るために、会社都合で退職

幸いにも、会社の経理を担当していた人も一緒に辞めることになったため、
その人が、会社都合で退職手続きをしてくれました。
これは、本当に助かりました。

自己都合だと3ヶ月の待機期間がありますが、会社都合なら7月から失業保険が受け取れます。

もし、突然、会社を辞めるようなことになった場合は、会社都合にできないか、ぜひ交渉してみて下さい。

登録した転職サイト

退職勧告を受けた日に、いくつかの転職サイトに登録しました。

最終的に私が登録した、転職サイトの一覧です。

  • doda
  • type
  • ビズリーチ
  • Green
  • マイナビ
  • キャリコネ
  • エン ミドルの転職
  • リクナビ

その他に、LinkedInの転職関心シグナルをOnに変更。

この中で、個人的に使えたサイトは

  • type
  • ビズリーチ
  • Green
  • LinkedIn

結果、1ヶ月で100社近く書類を出していました。
途中から収集がつかなくなり、Excelで管理していましたw

使えたサイトだけ、何がよかったのかまとめておきます。
個人的な感想ですが、参考にして下さい。

Type

Typeはエージェントからのスカウトと、企業からのスカウトの2種類があります。

エージェントからのスカウトはほぼ利用せず、
企業からのスカウトへの応募や、自分から気になる企業に応募していました。

企業からのスカウトが比較的多く、また、AI(仕事探しコンシェル)が条件にあった企業をおススメしてくれる機能もあり、重宝しました。実際、ここから何社か面接に進んでいます。

スカウトとオファーの2種類があるのですが、
中には、応募すると断られるケースもありましたw

おそらく、私の転職回数が多いので、それを敬遠されたのだと思います。

企業規模は様々でしたが、比較的マッチング精度は悪くなかったのかなと思います。

ビズリーチ

ここからのスカウトは、他サイトと比べると頻度は少なめでしたが、質はさすがでした。

結局、ここからスカウトして頂いたエージェント経由で、今回内定を頂くことができました。

いつどんなエージェントが連絡してくれるかわかりませんので、ぜひ、登録はして頂きたいサイトです。

Green

ここは、外資系エージェントから声かけが多く、外資系を希望するのであれば、使ってもよいかと思います。

ただ、玉石混交ですw

私は、あまり英語が得意ではないのですが、
ここからスカウトしてくれたエージェントから1社、大手外資系の面接に進みました。

面接を受ける前に、今の会社から内定を頂いたので、
残念ながら面接には至りませんでした。

そのときの、エージェントが英語のレジュメ、面接対策などを丁寧にしてくれて、
大変だったけれど、とてもありがたかったことは忘れません。

エージェントの選び方

エージェントは大きくわけると2種類があります。

分担型

1つは大手エージェントで、候補者をスカウトする人と、企業側担当者が分かれています。案件の数はたくさんありますが、機械的な対応になる傾向が強いです。

ワークポートというエージェントにお世話になりましたが、
100社のうちの半数以上はここからの応募です。
私専用のページが用意され、ほぼ、そこでのやりとりになります。

「たくさん応募して欲しい」といわれて、応募したところ、
企業の募集条件にあわないので推薦できないとなっていたものが複数件ありました。

企業情報をみて、選ぶのも時間がかかります。

最低限の絞り込みはして欲しいよな・・と思ったエージェントでした。

ただ、案件数は多いので、この手のエージェントは1社は利用するべきです。

一気通貫型

中小のエージェントや、ハイクラス人材をスカウトを専門とするエージェントに多いのが、一気通貫型です。

人材を探す企業と、候補者を一人のエージェントが担当します。

特徴としては、企業のリアルな情報をもっているので、マッチングの精度は高いことが多いです。その代わり、案件の数はそれほど多くはありません。

今回、私が内定を頂いた会社は、こちらのエージェント経由でした。

そこは、1回の面接、しかも面接後3日で内定を頂けて、かなり驚いたことを覚えています。

他にも進んでいる会社はあったのですが、仕事が面白そうだったことと、他がどうなるかわからなかったこともあり、その内定先に決めました。

転職活動をおえて

転職活動の結果、2社内定を頂くことができました。
内定を頂いたのは7月中旬過ぎで、8月から新しい会社で働いています。

他に、2社面接予定の企業がありました。
実際にお会いした企業は20〜30社くらいだったかと思います。

中には「すごくいい会社だな」と思いながらも、そこで自分が働くイメージがわかない企業もありました。そういう企業はたいてい、面接のどこかでNGになりました。

今の会社が良いのかは正直わかりません。

けれど、面接の時に「ここで働きたい」と思った企業でした。

正直、年齢や転職回数が多いことから長期戦を覚悟していました。
この短期間で、働く先が見つかったのはラッキーでした。

実際に転職活動をしてみて思ったことは

捨てる神があれば、拾う神がある

ということです。

大変ですが、できる限り、数多くの企業に合うことは大切です。
その中に、きっと縁のある企業があります。

私のような体験をする人が、あまりいないことを願っていますが、
もしも、急に転職活動をすることになってしまった場合の参考になれば何よりうれしいです!

長文、乱文にお付き合い頂きありがとうございました。

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