先日、産業カウンセラーのセミナーで、
「睡眠」に関することを学んできました。
睡眠のことはそれなりに理解しているつもりでしたが、間違えて覚えていることもありとても勉強になりました(^-^
私もそうでしたが、IT業界で働く人は、とくに睡眠に関する悩みを抱えている人が多いようです。自分の備忘録もかねて、学んできたことをまとめてみたいと思います。
睡眠の現状
私たち日本人は、
- 3人に1人は眠りに問題を抱えている
- 5人に1人は不眠の問題を抱えている
- 20人に1人は睡眠薬を服用している
という状況に陥っています。
TVやパソコン、スマホなどのブルーライト。夜型の生活など、で、私たちは睡眠に問題を抱えやすくなる傾向があります。
2014年に、厚生労働省は「健康づくりのための睡眠指針」を11年ぶりに改定しました。
最近では、睡眠障害専門の病院もあり、睡眠に問題を抱える人が、それだけ増えているのだと思います。
日本人の睡眠時間は短い
OECDによる、国別・男女別の平均睡眠時間のデータがあります。
2014年に発表されたデータなのですが、調査年度がばらばらなので正確ではない部分もあるかもしれません。
明らかに日本人の睡眠時間が少ないこと(2009年のデータでは韓国が最下位、日本はワースト2でした)、それと、男性と比べて女性の睡眠時間が短いことがわかります。
他の国をみると、女性より男性のほうが平均睡眠時間が短いのですが、日本では逆のようです。日本の女性は、家事、育児、仕事に頑張り過ぎなのかもしれません。
睡眠不足による影響
睡眠不足による影響には、大きく3つあります。
1つめは、健康への影響。
うつ、心疾患、高血圧、糖尿病のリスクが高まるといわれています。
2つめは、心理面への影響。
情緒不安定になる、自制心の低下などが起こりやすくなります。結果、依存症におちいったり、きれやすくなるなどともいわれています。
最後に、仕事などのパフォーマンスへの影響。
記憶力、集中力の低下、判断力が鈍るなど、眠いときって、いろいろな事が考えられなくなりますよね。これは1番わかりやすい影響なのではないかと思います。
また、私たちの脳は、眠っている間に記憶を定着させます。これは、眠りの後半に行われるため、睡眠時間が短いと記憶が定着しにくくなることがあるのだそうです。
次は、眠りのメカニズムについてまとめてみたいと思います。
↓ セミナーの講師の方は、こちらの代表の方です。ご参考まで。
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